子育て中歯科医の雑記帳

30代前半の歯科医師です。2歳ほどの息子の育児中。育児情報・お出かけ・美容ダイエット・歯について。

1歳の息子がふりかけの呪いにかかった

f:id:chocolate_ayaka:20180809170333j:image

1歳8ヶ月の息子ですが、偏食著しく、食事の時は毎度苦労をしています。そんな息子とふりかけの話です。

 

 

出会いは突然で、しかし必然であった

f:id:chocolate_ayaka:20180809171237j:image

ある日、スーパーで買い物中、息子が「ママ!」と指さしをしました。小さな指の先にはトーマス型の箱入りのふりかけが。(こちらの商品)

「ふりかけか、使ったことないな。しかもこのトーマスの箱可愛いし、買ってもいいかしらね」と、軽い気持ちでそのトーマスふりかけを購入しました。これが息子とふりかけの出会いです。

 

ファーストコンタクト

f:id:chocolate_ayaka:20180809172124j:image

それからしばらくは未開封のまま外装のトーマス箱で遊ばせ、箱が潰れた頃に回収、中のふりかけを使い始めました。目の前でふりかけ一袋を見せて開封し、「ほれ、これがふりかけだ」と白いご飯にかけます。息子はふりかけ袋にもふりかけ自体にも強い興味を示し、そのふりかけご飯をあっという間に完食しました。

私は驚きました。息子はいつも私が作るものにそんなに食いつきません。

「えっやる気になればそんな速度でお米食えるの?」

「私が作るおかずはそんなに美味しくない?」

と思いました。でもまぁ、何でも食べないよりはマシというもの。ふりかけ様様だわ、今後も随時使わせていただこうと思ったのです。

 

その動き、サイババのごとく

f:id:chocolate_ayaka:20180809172610j:image

異変はその後からです。ご飯の時に息子がママ、ママと私を呼び、見たことのない謎のジェスチャーを始めました。

ご飯の上にこぶしを作った右手をかざし、そのこぶしをやや上下に振りつつ、指を擦り合わせています。

それを見て私は一瞬、

「ビブーティでも撒いてんのか?1歳児なのによく知っているな」

と思ったのですが、次の瞬間ハッとしました。

 

このジェスチャー、ビブーティではない、ふりかけだ…

いや、だがしかしちょっと待て。それは既に味のついているチャーハンだ。ふりかけの必要性を感じないぞ…

 

そう判断した私は息子に

「それ、もう味が付いているご飯だから、ふりかけは要らないんじゃないかな」

と言いました。しかし自我が芽生えつつある1歳半の幼児にそんな理屈は通用しません。

「ごちゃごちゃ言っていないで今すぐあの素敵なトーマスふりかけを出しなさい、そしてこのご飯にふりかけなさい。今すぐにです。さもなくばこちらにも考えがあります

と、持っているスプーンを机に叩きつけ、うなり声を上げ始めました。

こうなると平和主義者の私は従うほかありません。「はいわかりました、ただいまお持ちします」と席を立ち台所へ行き、ふりかけを取り、既に充分味の付いているチャーハンにふりかけました。

息子は「分かればよろしい」と、満足そうにそのふりかけチャーハンを完食しました。

 

息子の唯一のベビーサイン

f:id:chocolate_ayaka:20180809171246j:image

それからというものの、息子は食事のたびにふりかけを要求するようになりました。教えてもいないあの「我、ふりかけを所望する」のベビーサインを駆使し、最近ではご飯だけでなく、時にソースをかけたハンバーグや果物などにもふりかけを要求します。果物にふりかけ?意味がわかりません。もはやふりかけ依存症です。

 

ふりかけ愛についての考察

f:id:chocolate_ayaka:20180809171319j:image

息子のふりかけ依存が心配になった私は色々な実験を始めました。そこでわかった事実は以下のようなものです。

  • トーマスではなく、あくまでもふりかけに執着している
  • ふりかけの中身をゴマや刻み海苔にすり替えると文句が出るので、ふりかけの塩分を気に入っている
  • 目の前でふりかけないと満足しない、事前にふりかけたものはふりかけにカウントされない
  • 目の前でほんの少しでもかければ満足する
  • テレビで気を取られているときはふりかけた「フリ」でも食べるので、そこまで味付けにふりかけ必須とも言えない

 

以上の点からおそらく、第一に

「目の前で料理がなされるライブ感」

が気に入っており、次点で「ふりかけの塩分」が良いと感じているようです。

 

まとめ  ふりかけの中毒性は異常

息子のふりかけ依存には現在進行形で困り果てていますが、同時にそこを利用して色々できる可能性もあるか、と考えています。たとえば息子は形そのままの野菜を食べないのですが、野菜にふりかけをかけたら食べる可能性があります。あるいは、野菜が多く入っているふりかけを使えば、ちょっとは野菜の摂取に繋げることができます。

そう考えると、まだまだ実験の余地がありそうです。

ふりかけは大変安易に利用できる便利なものですが、軽い気持ちで手を出すと二度とやめられなくなる、まるで麻薬のようなものだと感じました。

今日も息子は相変わらず、ビブーティの動作でふりかけを要求してきます。ふりかけを取りに台所に向かいながら、「今までに、息子からこんなに激しく求められたことはあったかしら」と、私は思います。